活用事例:個別教育 ゴールフリー(成基コミュニティグループ)

成果と副次効果 過去にない成果をあげたインパクトと副次効果とはどのようなものか?

今後、塾が生き残っていくためには、単純に「シェア1位」というだけではなく、ほかに真似のできない「オンリー1」企業としての取り組みが重要だという。オリコン1位の結果は、その証明であり、かつ「成基コミュニティグループ」の社員にとっては自信に繋がっていると佐々木代表は、その副次的効果の大きさを強調する。

商標を利用したインパクトは「大」

商標やデータを利用した結論から言えば、今年4月末での「ゴールフリー」の生徒数は、前年比113%で過去にない成果を挙げました。ですので、商標を活用したインパクトは当然大きかったと言えます。データにおいても指標として取り入れたことによる効果も出ているので、大いに意味がありました。

今の塾業界を取り巻く環境は非常に厳しく、昨対をキープできたら「よく頑張っている」という評価になる。少子化であることに加え、経済不況や入試の多様化など、塾を存続させていくためのプラス要素があまりない。そういった中で、これだけの数字を上げることができているのは、塾が100あるとすれば3塾くらいだと思っています。

今後、塾が生き残っていくためには、「No.1」でなければダメなんです。そして、単にシェアを競った上での「No.1」ではなく、唯一であり、ほかに真似ができない「オンリー1」でなければなりません。どこにも真似できない独自能力が必要なのです。

当塾で言えば、「ゴールフリー」の『エデュバイト』(Edu-Beit)がその一つです。「お金を稼ぐ」という従来の価値観に、「自分を成長させる」という考えを取り入れることによって、自分の目標を見つけ、社会で活躍できる能力を伸ばし、幸せになれるように成長させていくという理念のもとに行っています。実際にそれを実施するには、目先だけの部分で言っても、研修費や育成のための時間といったコストがかかる。それでも地道に行っているからこそ、顧客満足度の評価に繋がっているのだと思います。

成基コミュニティグループ代表・佐々木喜一氏
成基コミュニティグループ代表
佐々木喜一氏

顧客満足度1位の思わぬ副次効果

また、顧客満足度1位を獲得したことで、思わぬ副次効果もありました。当社の社員についての自己評価や他者からの評価について、アンケートをしたことがあるのですが、「真面目」、「誠実」、「優しい」というのが、3大イメージ。よく言えば謙虚だし、ある面では自信がない。そういったときに、信頼できる第三者機関から評価されたことで、自分たちのやっていることに自信が持てるようになっていきます。

迷いは行動を阻害する要因にもなりますから、自信を持つことでより前向きになれるんです。そういう意味でも、オリコンの「顧客満足度1位」には大きな副次効果があると感じています。

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