活用事例:個別教育 ゴールフリー(成基コミュニティグループ)

導入の背景 生徒入会者数で前年比113%達成につながった商標とデータの「導入の背景」は何か?

難関・有名中学や高校への合格者数からは見えてこない、「個別指導」の質にスポットを当てた「オリコン顧客満足度」の『個別指導塾ランキング』。2000年より顧客満足度を重視した経営(以下、CS経営)に取り組んできた「成基コミュニティグループ」では、ほかの進学塾との差別化を図るべく、2014年からオリコンの商標とデータを利用し、エンドユーザーに強く訴求する戦略を打ち出し、大きな成果を収めている。成基コミュニティグループの佐々木代表が、商標とデータの導入を決めた背景には、どのような理由があったのか?

差別化を図る機会と上手く合致

そもそも学習塾業界では指標となるデータは少なく、あるとすれば、週刊誌の難関・有名中学や高校の合格者数ランキングぐらいです。さらに「個別指導」となると、そういったランキングに入るビジネスモデルではありません。小・中・高等学校では、文部科学省が定めた学習指導要領に基づいて授業が行われていますが、勉強を苦手としている子どもたちが、個別指導を受ける受講者の中心なんです。

でも、「学習塾」と聞くと、誰もが難関・有名校受験をイメージします。当塾では20数余年にわたって個別指導を行っていますが、いまだにそういった認知は低い。加えて、個別指導塾を選ぶ理由の多くは、自宅や学校からの距離の近さなど、生活環境に左右されることが大きいため、質の部分が明確に反映されないこともある分野であり、ほかの学習塾との差別化が計りにくいというのが現状でした。

そういった中で、「ゴールフリー」がオリコンの『個別指導塾ランキング』で、近畿総合1位の評価をいただいた。そこで、差別化を図ることも含め、評価していただいた満足度「No.1」を広く訴求していくことにしました。

成基コミュニティグループ代表・佐々木喜一氏
成基コミュニティグループ代表
佐々木喜一氏

「顧客の視点」からデータと商標を「戦略」に取り入れる

2000年より当塾は、「顧客本位」、「独自能力」、「社員重視」、「社会との調和」の4つの要素に基づいたCS(consumer satisfaction=顧客満足度)経営、つまり顧客の視点から経営を行い、新しい価値を創出する「仕組み」作りを行ってきました。そういったなかで、信頼できる第三者機関のオリコンで顧客満足度1位を取れたので、これを当塾の戦略として取り入れ、我々が発信するさまざまな広報物をはじめ、教室現場やネットなど目につくものすべてに掲載して、「No.1」であることをエンドユーザーに強く訴求し、他社との差別化や認知の向上を図っていこうと考えました。また、オリコンのデータを指標として取り入れ、個々の目標に落とし込み、それが達成できた人を表彰するなど、社員のモチベーションアップにも活用しました。

商標利用、調査データ提供等に関するお問い合わせ

商標利用、調査データ提供等については下記のフォームよりお問い合わせください。