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「見える化」の先にある顧客満足度データの使い方(2019年7月開催)

統計家 西内啓氏によるデータ活用セミナー

開催概要

  • 統計家 西内啓氏

 2019年7月3日、統計家である西内啓氏によるセミナー『「見える化」の先にある顧客満足度データの使い方』をオリコン株式会社内にて開催いたしました。当日はデータ分析業務に従事されている方を中心に、約20名の方にお集まりいただきました。ここでは、当日の内容の一部をご紹介します。

  • 統計家 西内啓氏(にしうち ひろむ)

統計家
西内啓氏(にしうち ひろむ)

【経歴】
 東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2014年11月より株式会社データビークルを創業。自身のノウハウを活かした拡張アナリティクスツール「dataDiver」などの開発・販売と、官民のデータ活用プロジェクト支援に従事。著書に『統計学が最強の学問である』、『統計学が日本を救う』(中央公論新社)などがある。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)アドバイザー。

セミナーダイジェスト

【前半】エビデンスやデータドリブンの重要性、分析データの「言える化」について解説

  • セミナー風景2

  • セミナー風景3

 セミナー前半では、医療におけるエビデンスの必要性やデータドリブンに意思決定を行う会社の生産性などの事例をもとに、データ活用の重要性をご説明いただきました。
 また、データを分析し「見える化」した後のアクションとして、何をどうすればどれくらい儲かりそうなのかといった「言える化」を行えるようになることが重要とお話されていました。

【後半】実際の「顧客満足度データ」を用いた分析を実施。分析後のアクションプランの立て方も解説

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 セミナーの後半では、実際のデータを利用して満足度にかかわる分析を実施しました。外部のデータと組み合わせることで、取扱高の高い企業にはどんな特徴があるのかといった点なども明らかにすることができました。 さらに、データ分析後のアクションプランの考え方や、分析を行うプロジェクトチームの構成方法などについても具体的なケースを取り上げて解説を行っていただきました。

セミナーへ出席された方の感想

ANAセールス株式会社 神原さま
 日頃より旅行商品をご利用いただいたお客様から、お電話・メール・アンケートなど様々なたくさんのお声をいただく中で、集計のみにとどまっていた。

 今回のセミナーを受講して統計の考えを改めて理解させていただき、因果関係を捉えた上で統計分析することや、仮説から具体的なアクションを行うことが、会社の収益につながる一番の近道であることがわかった。ぜひ職場での日々の取り組みへとつなげ、今後の分析で活用したい。

三井ダイレクト損害保険株式会社 今村さま
 統計学では第一人者として著名な西内先生の講演を直でお聞きすることができ貴重な経験となりました。
 リサーチデザインの中で「分析→意思決定」をどう適切な手法で正しく比べるかは大変参考になりました。

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