Web会議ツール満足度1位は「Zoom」、ビジネスチャットは「Slack」が首位に 利用シーンや企業規模で評価分かれる

世界的に高いシェアを誇る【Slack】
「使いやすさ」「機能の充実さ」に高評価

 一方、ビジネスチャットツールの満足度総合1位は【Slack】。2017年11月に日本語版が公開されて以降、成長を続け、日本でのアクティブユーザー数は世界2位に(2020年6月時点)。同サービスは、「#○○○」というようにハッシュタグ感覚でチャンネル設定・話題の整理ができたり、絵文字で手軽にリアクションができたり、Twitter等のSNSサービスとの連携も可能。サービス構成に沿って設定された4つの評価項目別ランキングでは、「ツールの使いやすさ」、「チャット機能の充実さ」で1位を獲得している。

 回答者からは、「初めて画面を目にした人でもわかるようなUI(ユーザインターフェース)なので、安心感があった」(20代・女性)、「既読やお礼など簡単な応答であればスタンプで代用できるなど、スムーズかつ無駄のないレスポンスができて、とても便利なツールだと感じました」(40代・女性)、「会話がサクサク進むため、仕事も早く進む」(20代・女性)とのコメントが寄せられている。

 満足度総合2位には、Cisco Systemsが提供しビデオ会議もできる【Cisco Webex Teams】(67.14点)、3位には日本製ツールの【Chatwork】(66.85点)がランクイン。なお、企業規模別に見ると、「中小企業」は【LINE WORKS】、「中堅企業」は【Chatwork】、「大企業」は【Slack】がそれぞれ1位に選ばれており、従業員数や組織編制によってもサービスの満足度は微妙に異なる結果となっている。

「導入決定・管理ユーザー」にとって
満足度の高いツールとは?

 今回の調査では、「ツールの選定関与や導入決定、管理を行っている人」を対象に、自身(自社)が使うWeb会議ツール、ビジネスチャットツールの選定理由についても聴取(単一回答)。

「Web会議ツール」は、【導入している会社が多いから】(13.4%)、【ツールが使いやすいから】(11.1%)、【セキュリティが安心できるから】(10.1%)というポイントがTOP3に挙げられた。商談など社外の人とコミュニケーションをとるケースが多いことから、使いやすさに加え、ツール導入においても取引先への配慮が見られる結果となっている。

 対する「ビジネスチャットツール」の選定理由は、上位から【ツールが使いやすいから】(11.8%)、【機能がわかりやすいから】(10.1%)、【ツールの操作が簡単だから】(9.1%)。個人・グループ間での利用を目的としたこちらは、年齢や役職の異なるメンバーがコミュニケーションしやすいように「親しみやすさ」が導入の決め手となっているようだ。

 なお、ユーザー別「導入決定・管理ユーザー」ランキングでは、「Web会議ツール」1位に【Microsoft Teams】、「ビジネスチャットツール」1位に【Slack】が選ばれている。

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ビジネスチャットツール「評価項目別」「部門別(企業規模別・ユーザー別)」TOP3

評価項目別

企業規模別

ユーザー別