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CS(顧客満足)関連セミナー情報がわかるサイト一覧【おすすめポイントも紹介】

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 企業において、CS(顧客満足)やその基盤となるES(従業員満足)の重要性が高まるなか、社外のセミナーに参加して理解を深めたいと考える方も多いのでは? しかし、いざ参加しようと思っても「セミナーの情報がなかなか見つからない」「どんなセミナーに参加すれば良いのかわからない」と悩んでしまうかもしれません。そこで、本記事では「CS・ESに関する自社セミナーや研修を開催している企業のサイト」「さまざまな企業のCS関連セミナーが探せるサイト」というそれぞれ2つの観点から、いくつかのサイトをピックアップしました。おすすめのポイントとともに紹介します。

※2020年9月現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、セミナーの開催見合わせや形態の変更(オンライン開催への切り替えなど)を行っている場合がございます。最新情報は各企業の公式ホームページにてご確認ください。

自社セミナーや研修を開催している企業のサイト

■顧客ロイヤルティ協会

 CS経営の第一人者として知られる佐藤知恭氏の理論をベースに、CSに関する研究や普及活動を行っている、顧客ロイヤルティ協会。

 同協会が定期的に主催する「顧客ロイヤルティってなぁに?CS講座(外部リンク)」は、CL(顧客ロイヤルティ)・CS(顧客満足)・CX(顧客体験)を1日かけて体系的に学べるセミナーとして、ビジネスパーソンから高い評価を得ています。[※受講者の声(外部リンク)]

 実際に、2019年度のセミナー参加者のNPS(R)(※顧客のロイヤルティを測る指標のこと。±100で示す)の平均は85。アフターコロナの日本経済においてもお客さまに選ばれ、10年後、20年後まで生き残れる方策を学べます。

 なお、こちらの講座を受講し、同協会主催のCSリーダー認定試験に合格すると「CSマネージャー」の資格を取得することも可能。スキル取得の証明として活用できます。

こんな人におすすめ
・1日でCSについて体系的に学びたい
・実例を学び、サービス向上のヒントを得たい
・CX(顧客体験)を向上させたい
・学んだことを自社に持ち帰り、社内に浸透させたい

【問い合わせ先】
NPO法人 顧客ロイヤルティ協会
http://www.customer-loyalty.jp/(外部リンク)
※セミナーに関する質問
http://www.customer-loyalty.jp/contact.php(外部リンク)

※NPS(R)は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。

■CSスペシャリスト検定協会

http://cs-kentei.jp/seminar.html(外部リンク)

 CS理論とCS実践技術の習得度を測定できる検定の実施を通じて、顧客価値の創造に寄与している、CSスペシャリスト検定協会。

 検定だけでなく、公開講座やセミナーも実施しており、年4回開催される「CSマネジメントセミナー(外部リンク)」では、毎回異なるテーマで、さまざまな最新事例とともに、CS理論と経営戦略の関連性、顧客価値を高めるためのヒントを学べます。

 そのほか、eラーニングでCSの基本や部門別の事例、実践スキルの向上について学ぶことも可能。さらに理解を深めたい方は、24時間365日スマホで受検できる「CSコミュニケーション検定(外部リンク)」や通常検定の「CSスペシャリスト検定(外部リンク)」にチャレンジするのもおすすめです。

こんな人におすすめ
・具体的な事例からCS理論を理解したい
・変化するビジネスモデルに対応しながら、顧客価値を高める方法を知りたい
・定期的に異なるテーマでCSに関する実践的なスキルを学びたい
・セミナー受講だけでなく、検定を通じて理解を深めたい

【問い合わせ先】
一般社団法人 CSスペシャリスト検定協会
http://cs-kentei.jp/index.html(外部リンク)
※セミナーに関する質問:各セミナー申し込みフォームにて表示される、問い合わせ用リンクから可能

■インソース

 企業・組織の人材育成に関する研修やコンサルティング事業を手がける、インソース。1名から参加可能な公開講座は、講義よりも実践的な演習に重きを置いて、若手社員から管理職まで幅広いビジネスパーソンを対象に開講されています。

 そのなかで、CSに関する講座も定期的に実施されており 「CS向上研修〜ホスピタリティの意識を養う(外部リンク)」では、CSを実現するためのホスピタリティ、CSを支える基本マナー、組織としてCSを向上させる方法などを解説。「CSリーダー研修(外部リンク)」では、リーダーポジションの方に向けて、CSを踏まえた対社外向けのコミュニケーションスキル、部下や後輩を育成するための指導・コミュニケーションスキルなどを紹介しており、両セミナーともに組織全体でCSを推進するためのスキルを1日で学べます。

こんな人におすすめ
・実践的な演習を通じて実務に活かせるスキルを習得したい
・組織全体でCSを向上させるためのコミュニケーションスキルを学びたい
・1日で講座の受講を終えたい(両セミナーともに1日で完結)

【問い合わせ先】
株式会社インソース
https://www.insource.co.jp/index.html(外部リンク)
※セミナーに関する質問
https://secure.insource.co.jp/contact/(外部リンク)

■ヒューマンブレークスルー

 ES(従業員満足)・エンゲージメントの専門コンサルティング会社として、多種多様な企業をサポートする、ヒューマンブレークスルー。

 ESやエンゲージメントに関する講演やセミナーも実施しており、「―離職率1%の人繰りと経営利益率10%の経営を可能にする― ES・エンゲージメント経営の鉄則セミナー(外部リンク)」では、経営者や責任者の方に向けて、ESをマネジメントすることの重要性やES・サーベイ調査の効果的な手法、ES・エンゲージメントが改善した企業の事例などを、これまでのコンサルティング経験をベースに紹介しています。定員10名と少人数形式のため、気軽に質問できる環境も魅力の1つです。

こんな人におすすめ
以下のようなニーズをお持ちの経営者、責任者
・ESやエンゲージメントを向上させ、企業価値を高めたい
・CS向上のために、そのベースとなるESを高めたい
・離職率を低下させ、従業員が定着する組織にしたい
・主体性のある従業員を育てたい
・個別の質問にも丁寧に対応してもらえるセミナーに参加したい

【問い合わせ先】
株式会社ヒューマンブレークスルー
https://www.human-breakthrough.jp/(外部リンク)
※セミナーに関する質問
https://www.human-breakthrough.jp/category/1178928.html(外部リンク)

さまざまな企業のCS関連セミナーが探せるサイト

 続いて、さまざまな企業が開催しているCS・ES関連セミナーを探せるサイトについて紹介します。

※「」内がサイト名、/の後に運営企業名を記載しています。

【人事担当者向けサイト】
■「HRプロ」/ProFuture

https://www.hrpro.co.jp/howto.php(外部リンク)

「HRプロ」は国内で最大規模を誇る人事担当者向けポータルサイト。採用、教育、労務、人事戦略などで知っておきたいポイントや、最新ニュース、調査レポート、さまざまな企業の人事向けセミナー情報などをチェックできます。

 セミナー検索画面では、フリーワード検索でCS・ES関連のセミナーを探せるほか、解決したい課題を選択してニーズに合ったセミナーを見つけることも可能。さらに、会員登録をしたのちにセミナー申し込みをするとポイントが付与され、貯めたポイントは人事関連の書籍と交換できる特典も。

【その他】
■「こくちーずプロ」/こくちーず(旧 ライブアウト)

https://www.kokuchpro.com/(外部リンク)

 こくちーずプロは、多種多様なイベントおよびセミナーの情報を、ジャンルや開催場所、開催日などから探せるサイトです。詳細条件で絞り込めば、CS関連のセミナーを探すことも可能。

 オンライン、オフラインなど、セミナーの開催形態によって探すことができるので、「コロナの感染が心配」「地方に住んでいて都市部のイベントには参加しづらい」という方も、ニーズに合ったイベント、セミナーを見つけられます。

■「Doorkeeper」/Doorkeeper

https://www.doorkeeper.jp/(外部リンク)

 Doorkeeperは、主にビジネス系のイベントを探せるサイトです。イベントに参加したいときはアカウント経由で申し込むことができますが、アカウントを作成しない場合も、メールアドレスの入力やFacebook、Twitter、LinkedInなどのアカウントを使って申し込むことができます。

 参加予定のイベントを自動的にGoogleカレンダーに登録できる機能があるため、スケジュール管理の手間が省けるのもメリットの1つです。

■「ビジネスセミナー・ガイド」/クロスリンク

 ビジネス関連のセミナーや研修に関する情報が探せる、ビジネスセミナー・ガイド。経営層、管理者、一般社員などの対象者、業種、業務、テーマなど、細分化されたカテゴリーからセミナー情報を検索できる点が特徴です。

 2020年9月時点では、「コロナ関連」のテーマで絞り込むことができるため、コロナ禍においてCS、ES向上につながるヒントを見つけたいという方にもピッタリです。

■「セミナーBiZ」/インフォジャム

https://www.seminar-biz.com/(外部リンク)

 セミナーBiZは、経営管理、IT・インターネット、ビジネススキル、起業・投資、資格・趣味、異業種交流会など6ジャンルのセミナーを検索できるサイトです。

 開催日や曜日だけでなく、「早朝セミナー」「夜セミナー」といった条件でも絞り込めるため、「出社前の時間を活用してセミナーに参加したい」という方も簡単に希望のセミナーを探すことができます。
 さらに、「参加費用の価格帯」を検索条件として設定できる点も同サイトの便利なポイントです。

■「Peatix(ピーティックス)」/Peatix Japan株式会社

https://peatix.com/(外部リンク)

 Peatixはビジネス、エンタメ、グルメ、趣味など、さまざまなジャンルのイベントが常時6500以上も掲載されている、国内最大級のイベントアプリです。

 参加したイベントの履歴に基づいて、おすすめのイベントをレコメンドしてくれる機能があるため、毎回フリーワード検索で探す手間が省けます。イベントの参加チケットはアプリ上でQRコードを発行する形になるため、イベントの検索から決済、当日の参加までアプリで完結できる点も同サービスの特徴です。

セミナー参加で新たな発見を

 社外のセミナーに参加することで、CS・ES向上につながるヒントを得たり、 同じような課題を抱える他社の方たちとつながりができたり、さまざまなメリットを体感できます。今回紹介したサイトを参考に、ぜひ自分にピッタリのセミナーを見つけてくださいね。