【活用事例】ヒロセ通商|FX業界ならではの厳格な広告規制のなか、商標利用で「サービスの質」を存分にアピール

ヒロセ通商 広報部の(左から)東野宗治さん、藤原正史さん

 2021年 オリコン顧客満足度 FX取引ランキングで2年連続、通算6度目の総合1位を獲得、業態別「FX専門業者」においては6年連続で1位の座をキープするヒロセ通商(※2021年現在)。豊富な取引ツールのラインアップや、堅牢なシステム環境、幅広い利用者の多様なニーズに対応するスピード感など、バランスのとれたサービス展開で、非常に安定した支持を得ています。とくに平日24時間対応のカスタマーサポートは内製で行い、担当社員は約2年以上の研修を受けており、「顧客ファースト」にこだわる独特の姿勢は高く評価されています。

 オリコン顧客満足度の商標活用では、インターネット取引が主な事業領域となることから、ウェブ上のさまざまなメディアでの展開が中心となっています。どのような場面で商標を活用し、どのような効果をもたらしているのか、ヒロセ通商 広報部の藤原正史さん(写真右)・東野宗治さんのお2人にうかがいました。 (文/及川望)

>ヒロセ通商 サービスサイト(外部リンク)

活用したもの
【FX取引ランキング 商標】

●ご契約開始:2012年〜
●直近のご契約内容:
└2021年度
(1)総合 1位
(2)評価項目別 1位(「取引手数料」「通貨ペア、発注方法」「分析ツール」「取引のしやすさ」「システムの安定性」の5項目)
(3)業態別「FX専門業者」1位
(4)投資スタイル別「スキャルピングトレード」1位

└2020年度
(1)総合 1位
(2)業態別「FX専門業者」1位

└2016年度〜2019年度
・業態別「FX専門業者」1位

●主な活用用途:ウェブ広告(ディスプレイ広告)、YouTube動画広告、ランディングページ(LP)、リスティング広告、メールマガジンなど

>各種「商標ロゴ」利用に関するお問い合わせはこちら

※この内容は、2021年5月時点のものです。なお、各年度の期間は1月〜12月。

効果の実感
●信頼性のある第三者による調査・商標は、ブランディング新規顧客の獲得に貢献。潜在顧客/見込み顧客に「安心感」を提示してくれる

●オリコンの認知度の高さもGood。興味喚起を促し「FX=怖い」という漠然とした負のイメージを持つ層との接点づくり

●商標活用により、FX業界ならではの厳重な規制にとらわれず
 効果的にサービスの魅力をアピールできる

●「総合」「評価項目別」「部門別」の商標をバランス良く配置することで、ユーザーの理解度が深められる

●意外な副次効果も、社内での取り組みやサービス改善・従業員のモチベーションアップ

「お客さま目線のサービス」を実現するために、要望を迅速に反映する体制を常にキープし続ける

――まずは、改めてヒロセ通商さんの事業内容について教えてください。お客さまの資金を預かってサービスを提供するにあたってのこだわりはどのような点でしょうか。
藤原さん 創業時からの最大のこだわりは、「お客さま目線のサービス」です。その実現のために、お客さまの声からシステムに反映・導入すべきものを、スピード感をもって取り入れていくことを常に心がけています。カスタマーサービスを外注せずに社内で行うことで、直接お客さまの要望や意見をキャッチできる体制も特徴的だと思います。もちろん内容によっては中長期での開発などが必要になるご要望もありますが、比較的すぐに反映できるものについては迅速に実装させております。

ヒロセ通商のFX取引サービス「LION FX」は、PCのほかスマホでも取引が可能。

LION FXは、PCのほかスマホでも取引が可能。

――コロナ禍でこれまで以上に資産形成の実践への興味・関心が高まっている、といった傾向などはありますか。
藤原さん 確かに、一時期おうち時間が増えたことで、FXに限らず、株式投資などへの興味が高まったように思います。弊社でも過去にないほど新規顧客の方が増え、取引量も増えたタイミングはありました。ですが、現状では落ち着いてきております。

 会社の成績、全体の取引量としては、コロナ禍で落ち込むといった影響はなく、むしろ順調に伸びています。FXは外国為替を証拠金で取引するというその性質上、世界で起きるさまざまな出来事に影響されるのですが、それこそ世界を巻き込んでいる新型コロナウイルスが各国の経済にもたらす影響については、今後も引き続き注視していきたいと思います。

商標のわかりやすさと信頼感によって、潜在顧客に「サービスの質」をより効果的にアピールできる

――オリコン顧客満足度の「商標」について、長くご活用いただいております。とくに、業態別「FX専門業者 1位」については、今年で6年連続の年間契約となります。改めて、商標のご利用を決めた経緯などを教えてください。
藤原さん きっかけといいますか、初めて総合1位の評価をいただいた2012年当時は、その報告を聞いて「やった!」という単純な喜びがありまして。弊社の以前に1位だった企業さまが、オリコンさんの商標を使っておられたのを横目で認識はしていましたので、まずはお試し的な意味も含めて一度使わせていただこう、と利用に至りました。その頃は、競合他社が数多かった時期でもありますし、わかりやすく潜在顧客の方々にアピールできる武器として、魅力的だとも考えました。

 実際に活用をさせていただくと十分にその価値が感じられたので、1位である限りは利用させていただこう、というのが今のところの考えです。ありがたいことに、業態別「FX専門業者」に関しては6年連続で1位の評価をいただき、2016年から年間契約を継続させていただいています。

――商標利用の際に主眼と考えておられるのは、「FX初心者」に向けての訴求力」と、「経験者に向けてのブランド強化」、どちらなのでしょうか。
藤原さん あえてどちらかと考えると、初心者へのアピールです。オリコン顧客満足度1位、というインパクトのあるわかりやすさは、やはり強い。FX経験者やマネーに関するリテラシーの高い人というのは、そもそもいろんな他社さんを含めたサービスを比較・検討しています。金融にあまり詳しくない方々にとって、オリコン顧客満足度1位という情報は、ある意味で安心感に通じ、その企業やサービスがしっかりとしているものなんだ、と提示するプラスαの評価軸になっていると思っています。

――「商標」のどんな部分が、安心感を提示するのだと捉えておられますか。
藤原さん やはり信頼性です。少し考えてみると、世の中のさまざまなサービス全般を共通して調査・発表している第三者機関的なランキングって、日本にはさほどありませんよね。もちろん、オリコンさんという名前の一般への認知度も非常に高い。そういう意味で、なかなかアプローチが難しい「FXって、なんか怖い」という漠然としたイメージをお持ちの層などにも、見せ方の工夫次第ではリーチできる材料の1つになる可能性があるのではないかと考えています。

厳格な業界規制の適用外で使用できるのが、「商標」の魅力の1つ

ヒロセ通商 広報部の東野宗治さん

ヒロセ通商 広報部の東野宗治さん

――具体的には、インターネット上の広告などでの活用がメインということになるのでしょうか。
東野さん はい。静止画でランディングページ(以下、LP)やバナー広告などでのアイコン的な使用が多く、属性ごとに表現方法やクリエイティブの文言、デザインなどはとくに使い分けたりはしていません。潜在顧客/見込み顧客向けのものとして活用させていただいています。

  • 「FX取引ランキング 2年連続総合1位」を記した、ウェブ広告バナー画像

    「FX取引ランキング 2年連続総合1位」を記した、ウェブ広告のバナー画像

  • 「FX取引ランキング 2年連続総合1位」を記した、ウェブ広告バナー画像

    「FX取引ランキング 2年連続総合1位」を記した、ウェブ広告のバナー画像

 実は、FX業界というのは、広告で使用できる文言などの規制・ルールがかなり厳しく定められています。それこそ、手数料の表示方法から根拠となるデータの提示についてなど、細かく定められている。場合によっては、「自社調べ」という表現すら規制されてしまうこともあります。

 その点、オリコンさんの商標というのは、規制対象からは今のところ外れていますし、使い勝手としてありがたいところですし、その部分に対する期待値は大きいです。その証拠に、昨年度は「総合」と業態別「FX専門業者」の商標利用のみでしたが、今年度からはその2つに加えて5項目の「評価項目別」(「取引手数料」「通貨ペア、発注方法」「分析ツール」「取引のしやすさ」「システムの安定性」)1位の商標と、投資スタイル別「スキャルピングトレード」1位の商標も利用させていただいています。規制にとらわれず、弊社のサービスのメリットをうまく表現したい際など、有効的に活用させていただいています。

「FX取引ランキング」商標のご契約内容の推移

――実際にLPやバナー広告などをデザインする際には、顧客満足度の商標はどのような存在なのでしょうか。
東野さん 強い訴求力という意味で、どうやって潜在顧客さまに興味を持ってもらうか考えようという際に、商標を使うという選択肢の優先順位は高いです。文言を考える際にも、商標が使える前提で逆算して構築できます。

 たとえば、以下は弊社のLPの1つですが、やはりオリコンさんの商標が持つわかりやすさは、大きな役割を占めています。「総合」、「評価項目別」、業態別「FX専門業者」、投資スタイル別「スキャルピングトレード」の1位商標をより良いタイミングで提示していくことで、ページを読み進めていくなかで、「あぁ、だから総合で1位なんだ」「こんな取り組みがあるからこの項目でも1位なんだ」といった理解を深めていってもらうことができるため、とても機能性が高いと思います。

ヒロセ通商のランディングページでの商標活用例

 LPについては、A/Bテストを行って訪れたお客さまの動きなどを分析することで、より効果的な訴求ができるように努めています。

――ネット上で商標をご活用いただいていることで、得られたと感じる効果は?
藤原さん 明確な数値化はなかなか難しいのですが、少なくともブランディングや、新規顧客の獲得には確実に効果があると考えています。また、これは副次的な効果になるかと思いますが、社内での取り組みサービス改善従業員たちのモチベーションアップにもオリコン顧客満足度1位の評価は役立っていると感じます。

 というのも、業態別「FX専門業者」ランキングでは6年連続で1位の評価をいただいていますが、総合1位に関しては陥落してしまった時期(2013年度、2016年度、2018年度、2019年度)があるんです。その際には、社内で「なぜ、ウチじゃないんだ…」という戸惑いが広がって。それを受けて社内では、評価項目別ランキングで明らかに順位を落とした要素を改善したり、通常行っている改善業務の中でも、ランキングの結果を意識して見直しや取り組みを強化したり、といった動きが生まれています。

ヒロセ通商のプライドの1つ(=カスタマーサービスの評価項目)でも、No.1を目指す

――先ほど、御社の強みの1つとおっしゃっていたカスタマーサービスを含む「問い合わせのしやすさ」の評価項目については、最新(2021年度)のランキングでは残念ながら2位となっています。
藤原さん そこは本当に残念です。カスタマーサービスについては、ヒロセ通商という会社のこと、サービスのことを誰よりも知る自社の社員が担当していますから、お客さまに寄り添えるものになっていると自負している部分。とはいえ、そこが2位という結果を客観的に可視化してもらったことで、1位を目指すという目標ができました。引き続き、さらなる質の向上に重点的に取り組んでいきたいと考えています。

――商標利用については、今後どのようなイメージをお持ちでしょうか。
藤原さん 先ほども申し上げたように、規制の強い業界ルールのなかで、我々の表現したい内容を簡潔に代替してもらえる利便性はとても貴重。今後も活用していきたいと考えています。ルール強化の際に、各社が探りながら次の表現を工夫するなかで、商標が使えるというのは大きなアドバンテージになります。競合他社さんも、オリコンさん以外の調査・ランキングや、その商標を活用しておられるケースなどもあるのですが、やはり圧倒的に信頼度が違うと考えています。今後も、「過去商標」ではなく、現役でオリコン顧客満足度調査の商標を活用し続けられるよう、努力していきたいです。

――わかりました。貴重なお話、ありがとうございました!

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記事公開:2021年5月28日
(記事内の役職などの情報は、すべて取材時点のものです)