CS/ES用語辞典

ユーザー

 自社顧客全般を指す場合もあるが、一般的には実際の利用者について限定して捉える際の呼び名。

ポイント
 自社の製品・サービスに関わる顧客を、購入者と利用者に分けて捉え、実際に利用している人や部門をユーザーと呼ぶことがある。また、顧客全般をユーザーと呼ぶ企業もあるが、顧客やお客さまとの使い分けがされているケースも。

 例えば、「法人顧客」の場合、パソコンアプリケーションの購入は選定・意思決定・支払いを含めて情報システム部門が担っているが、実際にアプリケーションを使うのはその他の部門であるというとき、情報システム部門を「購入者」、その他の部門を「ユーザー」と呼ぶとケースがある。

「個人顧客」の場合でも、住宅購入などを例に挙げると、選定・意思決定における主な顧客は親だが、その子どもも一家の一員であることを考えると、「購入者」と「ユーザー」を分けて捉えることができる。

(監修:日本能率協会コンサルティング(外部リンク)

関連する用語