特性要因図、あるいは分析図の見た目から、フィッシュボーン・ダイアグラム(=魚の骨図)と呼ばれる。特性と要因の関係を線で結び、表現した図を言う。「QC7つ道具」の1つで、石川馨氏が考案した。
ポイント
解決したい問題を、魚の骨でいうところの頭〜背骨にし、背骨から枝のように大きな要因を置く。さらに、大きな要因ごとに、細かい要因を魚の小骨のように書いていく。そして、最終的には重要な要因を絞り込んでいく。
フィッシュボーン・ダイアグラムのメリットは、その作成プロセスにある。多くの関係者を巻き込んで実施することで、参加者の問題意識やその問題の要因に関する知識といったものを共有できる。また、問題解決に対して意識を統一することにもつながる。
(監修:日本能率協会コンサルティング(外部リンク))