顧客をなんらかの考え方・基準で区分すること。そして、区分ごとにアプローチを変えるマーケティング手法。
ポイント
マスマーケティングよりも、対象を絞り込むことで顧客ニーズを明確にする考え方。セグメントの視点としては、「デモグラフィック(=性別・年齢・職業・家族構成など、人口統計学的な属性)」、「ジオグラフィック(=国や地域・居住地など、地理的属性)」、「サイコグラフィック(=価値観・ライフスタイル・性格など、心理的属性)」の3つが代表的。
ロイヤルティ(=自社にとっての優良顧客度合い)で分けることもセグメントの視点と考えられる。対象を絞り込むことで顧客ニーズは捉えやすくなるが、絞り込みすぎるとマーケットボリュームが小さくなるので、そのバランスの見極めが求められる。
(監修:日本能率協会コンサルティング(外部リンク))