プロトタイピング

　プロトタイプは、もともと「試作モデル」のこと。製品やサービスを新規に開発したり大幅に改良したりする際に、試作モデルを顧客に示しながら、もしくは顧客に示すことを念頭に見直しつつ、具体化していく手法。

　模型や付箋、粘土やブロック（玩具）などを活用してどのような体験を提供したいか、可視的につくり上げることが多い。

ポイント
　開発者は自分のアイデアやデザインに対する思い入れが強く、客観的に評価したり得たりする体験を創造することは難しい。さまざまな方法で「可視化」し、共有できるようにプロトタイプを作ることで、客観視を促す効果があるとともに、他者に具体的な感想・意見を述べてもらうこともできる。

（監修：日本能率協会コンサルティング（外部リンク））

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