働きがいには、向上要因と低下要因がある。
向上要因としては、仕事を通した他者貢献実感、会社への信頼感、職場メンバーとの良好な関係、成長・キャリアアップ実感などがある。一方、低下要因としては、不公正な評価、業務負担感、職場メンバーとの悪い関係、成長・キャリアアップ実感不足などがある。
働きがい向上のためには、向上要因の強化と低下要因の払拭の両面からのアプローチが必要。
ポイント
働きがいは、1人ひとりの実感。そのため、例えば業務負担「感」のように、従来の業務改革の取り組みでは所要時間量が少ないため、対象となっていない業務であっても心理的な負担感がある業務は改革すべき。
また、低下要因のうち不公正な評価のように、解決しても向上にはつながらないものがあることにも注意する必要がある。
（監修：日本能率協会コンサルティング（外部リンク））
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