従業員が所属する会社や組織に対する満足の程度を表す。総合満足とそれに影響を与える要素としての会社・経営満足、職場満足、仕事満足、処遇・待遇満足などがある。
その満足度は、従業員への意識調査によって測定。従業員満足度は組織の成長のための重要な視点として、その向上を図ることが求められる。
英語では、エンプロイーサティスファクション(Employee Satisfaction)と言い、ESとも略される。
ポイント
不満解消を中心に取り組むと、従業員満足度は経営が与えるものという認識になり、「満足“させてくれない”症候群」に陥りやすい。経営が与えるものという視点だけではなく、従業員自らが働きがいを向上する取り組み(満足開発)が必要である。そのためには、1人ひとりの貢献実感や成長実感の向上に取り組むことが求められる。
(監修:日本能率協会コンサルティング(外部リンク))