他者から自分の存在を認められたいという感情のことで、人間なら誰しも持っていると言われる。
アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー氏が提唱した「マズローの欲求5段階説」では、【1】生理的欲求、【2】安全欲求、【3】社会的欲求、【4】尊厳欲求、【5】自己実現欲求があるが、承認欲求は【4】の自分のことを認めてほしいという部分に該当する。
働きがいの向上のためには、承認欲求に応えるマネジメントが必要だ。
ポイント
働きがい向上要因との関係で見ると、承認欲求を満たすためには、他者貢献が実感できるようなフィードバック(承認・賞賛)の機会と、このことが日常的にできる職場の人間関係とコミュニケーションの確立が必要である。
(監修:日本能率協会コンサルティング(外部リンク))